本プロジェクトは文化財の3Dアーカイブデータの活用可能性と
工業技術の芸術作品制作への応用可能性を探る目的で実施されました。

アルミ削り出しバザラは、新薬師寺の収蔵物であるバザラ大将を、高精細
3次元レーザー計測してできた3Dデータを元に、㈱入曽精密の持つMC切削加工技術
リバースエンジニアリング技術を活用して制作された現物の1/8サイズの超精密モデルです。


新薬師寺で㈱キャドセンターと元東京藝術大学美術研究科 長澤市郎教授による
三次元レーザースキャニングでデジタル化。

レーザースキャナーを用いた高精度な3 次元計測を実施して、立体を立体として記録しま
す。バザラ大将に接触することなく、約120 もの異なるアングルからレーザーが照射され、xyz
座標をもつ無数の光の点(点群データ)が集積されます。

デジタル化されたバザラの点群データ

CAD/CAMによる加工データの作成


約3072万の点群データを統合すると、
仮想空間に宇宙の星々のような光の点でできたバザラ大将がたちあがります

そのままの点群データでは、加工データとしては使用できません。
そこで、入曽精密独自のアルゴリズムでポリゴンデータを
CAMに最適化されたサーフェスデータに変換します。
(画像をクリックすると拡大します。)


森精機製マシニングセンターNMV5000DCG
(写真は、加工段取りの様子)


5軸マシニングセンターで削りだされた”国宝バザラ大将”

特別協力   :新薬師寺
工作機械   :㈱森精機製作所
企画プロデュース  :きわみ工房㈱
モデリング及び製造 :㈱入曽精密
エンドミル提供  :日進工具㈱
3 次元データ・印刷物用画像提供  :㈱キャドセンター
計測協力  :元東京藝術大学美術研究科 長澤市郎教授

きわみ工房㈱は独自商品の企画・販売を目的に設立された㈱入曽精密の100%子会社です。