マイクロ ハンド
使用イメージ
肉眼に見えない微細部品の
組立・ハンドリングが自由自在!!
・簡単、微細部品組立
・掴みづらい極小部品の組み立てを補助する道具
【特 徴】
・肉眼では見ることが困難な0.3mm以下
の超微細部品のハンドリングを容易に
・メカニカル構造で操作が簡単
・カスタムが容易で高いシステム拡張性
*治具プレート上に配置
双腕化、カメラ、ライト、ハンド搭載用のAB/XYZステージ等
【ハンドリング可能なワークサイズ】
• 最大:2mm角の立方体内に収まるサイズのワーク
• 最小:φ0.005のワイヤーを把持実績あり(但しカメラの性能による)
■こんなことに困っていませんか?
✔︎ 半導体の試作品を研究室で作成したい
✔︎ φ0.1mm以下の微細バネを掴んで、組み立てたい
✔︎ 不良基板の表面をはがして、故障の状態を確認したい
✔︎ プリント基板や電子部品の検査用コンタクトプローブの組立ミスを排除したい 等
■MICRO HAND 活用例
・Φ0.005タングステンワイヤのΦ0.01穴入れ
数十個のΦ0.01穴から任意の場所にΦ0.005タングステンワイヤ挿入
(サイズ:穴径 Φ0.01mm、タングステンワイヤ径 Φ0.005mm)
・純チタンφ0.1mm のネジを短時間で締める
特徴:時間と経験が必要な微細ネジ締めが容易に可能となります
・元世界最小のサイコロタワーの積み立て
不安定な米粒の上に、0.3mm角の部品を3段に積み上げた事例です
(各サイコロのサイズ:0.3 × 0.3 × 0.3mm)
・φ0.2 mm以下の微細ハンダ作業のリペア
マイクロ・ハンドならφ0.1 mmの超微細ハンダボールを容易に掴め、搬送して配置する高精度を要求される作業を素早く行うことができます。量産性の向上や仕上げ工程の効率化により、結果として大幅なコスト低減を可能にします。
MICRO HAND 動画
1mmを下回る 小径部品を
”掴む”ことができる装置です
■ ユニット/システム化例
特別な環境は必要ないため、自社の工場や研究所でそのまま導入できます。
MICRO HAND Unit 例
ワーク
システム化例
直径0.15mmのワーク
■ スペック詳細
機械仕様
【マイクロハンド可動ユニット】
名 称 | 総移動量 | ハンドル1回転当たりの移動量 |
グリップ開閉(G軸) | 0~3.2mm | 約3mm |
グリップ旋回(C軸) | 無限回転 | 324° |
グリップ出退(W軸) | 15mm | 0.78mm |
制御装置の大きさ /質量 ( GCW軸用)
幅 | 177mm |
奥行き | 280mm |
高さ | 280mm |
質量 | 4.5Kg |
制御装置の電気仕様
電 源 | AC100V-10A、50-60Hz |
消費電力 | Max 200W |
過電流保護 | 電源スイッチ一体 サーキットプロテクタ |
サービスコンセント | 2口 合計800Wまで |
サービスコンセント過電流保護 | 手動リセット式 サーキットプロテクタ |